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Posted by ミリタリーブログ  at 

2018年12月28日

開催!欧州LEの会 part1

20181228_EULEN_0
どうもマルメの鷹です。
ずいぶんご無沙汰しておりましたが、先日、イベントを開催してきました。
先々週あたり、twitterの一部界隈を騒がせていた、「欧州LEの会 / EULEN2018」です。

自分(奥)と、Fさん(手前)が主催でこのイベントを開催しました。
20181228_EULEN_2_big
その経緯というか、なんでこんな大ごとになったのか、せっかくなのでまとめてみます。

始まりはドイツ祭り
ドイツ警察としてFさんと撮影会を行ったのは昨年の12月、「ドイツ祭り」の時でした。
この時は主にドイツ連邦軍の人たちのイベントの中に、私とFさんが二人だけでドイツLE装備で殴り込みにかかったわけです。
20181228_3_ドイツ祭り
その際の写真はそれはそれで大変素晴らしいモノでしたが、やはりイベントの中心はドイツ連邦軍。
次の機会にはもっとLEの人を集めて撮影をしたいと思っていたのですが、
2018年のドイツ祭りが私とFさんの二人ともが都合の悪い日になってしまい、参加が適わなくなりました。
そこでこうなったら、自分たちで開催しよう、と言うのが全てのことの発端です。

欧州LEの会のコンセプト
欧州LEの会の詳細については以下のツイプラを見て頂けるとわかるかと思います。

[TwiPla]欧州LEの会

今回のコンセプトは簡単で
装備を着て格好いい写真を沢山撮ってもらうこと」でした。
ただ格好いい写真というのは難しくて、どんなに格好いい装備をしても、現実的なタクティカルな動きを知らないと、ポージングがリアリティのないものになってしまいます。
見かけ倒し、装備に着られている、という写真から脱するためには、いわゆるタクティカル・トレーニングが必要だ、ということを昨年12月に実感したのでした。

それを如実に表したのが、ハイパー道楽さんのフォトコンテストに応募した上記写真の、批評コメントでした。
20181228_4_批評
昨年のドイツ祭りの時の私とFさんは、映画やドラマで見たような曖昧なポージングで、写真を撮っていました。
出来上がった写真は、私たちの目には立派に見えましたが、やはりプロの目には……。

ここで一つの幸運がありました。
今年8月に開催された、トモ長谷川さんの葉隠in深川に参加したことでした。
トモ長谷川さんは実際に自衛隊や警察にタクティカル・トレーニングを教導するインストラクターで、さらに写真家でもいらっしゃいます。
あの有名な映像化された「キャット・シット・ワン」の総監修をされた方です。
そして何を隠そう、ハイパー道楽さんのフォトコンテストの審査員長でした。
その際にいろいろなことを教えて頂き、今回のイベントを開催する上に当たって、トモさん以上の適任者はいない、ということで、今回のイベントのアドバイザーをご依頼いたしました。

快諾して頂き、遠く埼玉までお越し下さったトモさん、本当にありがとうございました。

トモさんは写真家とタクトレインストラクタの2つの目線から、どうすればリアリティあるポーズになるのか、そしてそれを格好良く撮ることが出来るのか、それをとても丁寧に教えて下さいました。
その結果が、先日の格好いい写真群に結実するわけです……。
20181228_5_EULEN_2

EULEN2018
更に梃子入れは続きます。
格好いいイベントには格好いいロゴ、それも各国の欧州LEが集まるのならば多国籍合同演習につきものなワッペンが必要!
と考えた私たちは、ハマポリなどで有名なイラストレイタのyohさん(@yoh_ill)にデザインをご依頼しました。
参考にしたのは、今年10月に欧州刑事警察機構(EUROPOL)が主催した合同演習ATLASでした。
20181228_6_ATLAS

このワッペンを元に、さらに「欧州LEの会」に相応しいものを、として考え出したのが、「EULEN:European Law Enforcement Network」でした。
EULENはドイツ語でフクロウで、さらにはフクロウを使徒とする女神ミネルヴァをモチーフにデザインを依頼した結果、出来上がったのがこのめちゃくちゃ格好いいEULEN公式ワッペンでした。
20181228_7_Patch

憧れのT-MOUTにて
暴挙は続きます。
なんと開催地を、あの、T-MOUTにしたのです!
何を隠そうあの田村装備開発さんが作ったフィールド/訓練施設を、撮影会で一日か仕切ろうというなんと無謀な話でしたが、盛り上がってしまった私とFさんの熱意は止まりませんでした。
ここまで来て雨で中止になるなんて考えたくもないなか、私たちは毎日宣伝して、とうとう最終参加者は25名、うち17名が参加者となりました。
独LEが未曾有の8名、英LEが4名、仏LEが3名、独憲兵が1名という結果です。
トモさんが来るならば、と参加を決めてくれた方もいらっしゃいました。

さらにスタッフとしてブンデスで交流のあったわいとさん(@waito_bw)と、SüdbayernSEKのヘルメットパッチを愛用しT-MOUTの常連でもあったなつみさん(@peso723)を迎え、万全の体制で当日を迎えたのでした……。


続く→  

Posted by マルメの鷹  at 22:33Comments(2)紹介装備独LEの道