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Posted by ミリタリーブログ  at 

2019年10月16日

低予算で始めるSEK装備

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どうもマルメの鷹です。
とうとうあと1か月と迫ったEULEN2019、みなさまいかがお過ごしですか?
いろいろと準備は進んでいるんですが、まぁあとは天気頼みなところもありまして、日頃の準備に勤しんでおります。


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さて、ここいらでちょっと梃子入れとして、SüdbayernSEKの装備について、解説してみようかと思います。
今年のEULEN2019ではなんと6名のSüdbayernSEKが参戦予定ということで、最初は1〜2人で始めたSEKもあっという間に増えたモノです。
それもコツコツコツコツ宣伝したおかげですね。


詳しい実物についてはいろいろと説明の機会もありましたが、実際問題サバゲーしている人たちの中で、本気で装備集める人ってかなり少ないと思うんです。

なので、いかに低予算で、サバゲーで遊べてそれっぽくするのか、ってのを解説すれば、意外とみなさんやろうと思うんじゃないですかね?

だって、普通に考えて、いきなりドイツやらウクライナから輸入しようって人、いないでしょう? 
お家の人だって、いきなり

差出人 ISRAEL

とか

差出人 UKRAINE

とかの荷物が来たら、「この子いきなりテロリズムに目覚めたのかしら」って不安になりますよね。

ということで入手難易度を下げ、尚且つ予算を10万円としてどこまで寄せていけるか、それを思考実験してみましょう。
果たしてこの10万という額、始めるには高すぎかと思うかもしれませんが、銃も新規に買うという前提の値段です。
銃と装備合わせて10万なら、割と良心的では……?(感覚麻痺)



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解説前に、Südbayern SEKって何かっていう話をしておきましょう。
SEKとは以前にもご説明したとおり、「Spezialeinsatzkommando」の略で、日本語に訳すと「地方警察特別出動コマンド」となります。
日本風に言うと、千葉県警SATとか、北海道警察SATみたいな、地方の警察組織の特殊部隊なんですね。
RainbowSixなどで出てくるGSG-9も有名ですが、こちらはドイツ警察全体における特殊部隊なので、対する敵はテロリストとかハイジャックなどの重大事件になってきます。
対してSEKはあくまで地方の警察ですから、刃物をもった立てこもりとか、凶器を持った殺人犯などに対する兵力です。


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Südbayernとは「南バイエルン」という意味で、つまりバイエルン州南部のことを指します。
ちなみにバイエルン州南部にはドイツでも有数な大都市ミュンヘン/Münchenがあります。
警察の予算は恐らく潤沢で、どんどん新しい装備に切り替わり、そしてかなりの重装備なのが特徴です。

対してバイエルン州北部としてNordbayernといいますが、中心となる都市はニュルンベルク/Nurembergです。
南に比べて装備の更新速度が遅めなのが特徴です。
使用しているSMGもMP5であるのが特徴ですが、2016年にあったミュンヘンテロ事件などではバイエルン州北部からも応援の隊員が来ていました。

ちなみに我々がやっているのはバイエルン州南部のSEK、つまりSüdbayern SEKです。



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(1) 銃器
サバゲーのすべての基本は、まず銃ですよね。
Südbayern SEKが現在使用しており、写真で確認が出来ているのは
HK416A5(A7ハンドガードに換装)

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MP7(FAB ARSストック)

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HK417(RAL8000)※激レア
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があります。
最近はもっぱらHK416A5ばかりで楽しくないですが、VFCから電動ガンのHK416A5が今年発売なので、性能的にも問題なくサバゲーに使えると思います。1万5000円くらい出せば、A7ハンドガードが出に入るので、一気に完成度を上げられますが、面白みはMP7の方があるかも。
MP7も今年、VFC/UMAREXから電動ガンが発売となり、大きさも大きすぎずサバゲにも使える高性能で話題となりました。
しかし残念ながら構造的にFAB DefenceARS Visor Stockが装着できないので、将来的に装備で完成度を上げるつもりなら避けるべきかも……。

ちなみに私がサバゲー始めた当初はStyer AUGを採用していたのですが、今現在では同じ5.56弾を使用するHK416A5にリプレイスされたみたいです……残念。

というわけでマガジンの入手しやすさも考慮して、VFC/UMAREX HK416A5 AEGを購入すると仮定します。
ネットの最安値だと¥52,800くらいですね。(残高¥47,200)
 
ハンドガンは現用でGLOCK17を使っています。メルカリなら¥7,000くらい?(残高¥40,200)


(2) 頭部
Südbayern SEKといえば、これ!
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そう、バイザーヘルメットですね。
だけどこれを買うと、一気に予算がぶっちぎるので、それは装備熱が燃えたぎった時にとっておきましょう。

なのでオススメはこちらの頭部。
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こちらはOps-coreのBallistic Helmetになります。
色はDEでよいでしょう。オススメのレプリカはFMAになります。
楽天市場で¥4,950です。(残高 ¥35,250)

ヘルメットカバーはない隊員もいるので、買わなくてもいいところなんですが、世間一般のSEKのイメージはこのAOR2のカバーなので、EMERSONのAOR2 ヘルメットカバー ¥1,200を買いましょう。(残高¥34,050)
実隊員も大きめのヘルメットに寸足らずのヘルメットカバーが散見されるので、カバーの大きさは気にしなくていいです。

アイウェアは一番近いのはTMC OAKLEYタイプ SI Mフレーム レプリカでしょうか。
今は売り切れですが、¥1,200でした。(残高¥32,850)

あとは適当な黒のバラクラバを購入して下さい。SEKは顔を出しません。
アマゾンで一番安いのは¥800でした。(残高32,050)


(3) プレートキャリア
最適解がゥレプであることはもう判明してるんですが(過去記事参照)、あれもそこそこ値段がするので、それは置いておいて。

お手頃に済ませるならば、TMCのRGはオススメです。
以前も書きましたが、実際のRAL7013 Steingrau-olivほどではないですが、赤みの入った色で、代用品には十分です。
TMC 19VER 094A プレートキャリアならばネットで¥14,704で買えるようです。(残高¥18,146)

(4) 腰回り
SüdbayernSEKはMOLLEベルトを使っているのですが、TMCで似てるのとすればCryeのレプでしょうか。

TMC Low Profile BL Belt BL MOLLE対応ベルト ¥6,314(残高¥11,832)

ホルスターはSafariland 6004ホルスターのレプで十分かと。¥3,280で買えます(¥8,552)

(5)BDU
本来はUF Proですけれど、それは高いので。
もしも上下RGのコンパンコンシャツ安いのを買うのもアリですが、あるいは私服装備もありです。


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緊急呼集があった際、私服にプレキャリだけ着たSEK装備ってのがありますから、ジーンズに適当な上でいけばいいでしょう。


(6)クオリティを上げるには
さて、残高¥8,500を残して、最低限のセットはできました。
ここからは完成度を上げていくためには、というところです。

やはり独LEの象徴である「POLIZEI」パッチは欲しいところ。
可能ならばバイエルン州警察のパッチも欲しいですね。

あるいは膝当てとして使用例のあるArc'teryxのニーパッドもいいかもです。レプリカも出ていますから、お求めやすいですね。


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あとは実際にシンプルな背中で使用例のあった、Safarilandのハンドカフを差し込んでみたり、Mk13フラッシュバンを背中に背負ってもいいでしょう。

サバゲーしやすく、格好いい、そして安くてやりやすい独LE、Südbayern SEK、始めてみませんか?
  

Posted by マルメの鷹  at 20:33Comments(0)紹介装備独LEの道